たましげの歴史

history
写真:創業当初

「まじめに正直に取り組むこと」が信念です。

有限会社たましげは、明治27年、初代・玉重信太郎が和楽器販売を営んだのが 始まりです。
当時の山口県山陽道に位置する楠村(現宇部市)は宿場町として栄え、三味線・琴・琵琶・太鼓など日本古来の和楽器の需要が多くありました。

琴製造は、三代目の美博が研鑽を重ねて開始しました。
琴製造への新規参入は厳しい道のりとなりましたが長い精進が報われ、人間国宝の宮城喜代子師に自作を演奏してもらう縁をいただき、高く評価されました。
後に明治神宮から依頼を受け、身を清めて専心して奉納をさせていただきました。

現在は四代目となる彰彦が三代目の技を受け継ぎ、日々、琴制作に励んでおります。
伝統技術の結晶といえるたましげの琴は各流派の先生方にご愛用いただいております。

四代目は、伝統技術を継承する貴重な人材として学校にもお招きいただいたり、「全国小 ・中学生箏曲コンクールin宇部」は23回を数え、四代目が中心的な役割を果たしています。
今では文字通り、全国でも有数のコンクールとして定着し、次世代への継承を託しています。

3代目

三代目琴司玉重 美博

昭和四年生まれ。
琴司歴六十余年。「欲しいと言われるまで三十年はかかった。造り手の喜びは値段じゃない。」と語る。平成十八年宇部市ものづくりマイスターに認定。平成二十一年厚生労働省より「現代の名工」として表彰。平成二十三年黄綬褒章受章。

4代目

四代目琴司玉重 彰彦

昭和三十五年生まれ。
創業百二十年の看板を背負い、四代目として代表取締役を務める。 琴司歴三十余年、数千面を手がける。若かりし頃はプレスリーに傾倒し、ロックバンドを組むほどの洋楽育ち。
その豊かな感性が生み出す 繊細で優美な音色は多くのファンを魅了する。

5代目

玉重 智基

平成六年生まれ。 小学六年生より筑紫会小林歌翠氏に師事しており、同年「熊本箏曲ジュニアコンクール 金賞 一位」を受賞。 その他、様々なコンクールに出場を果たし、数々の賞を受賞。 国内だけにとどまらず、文化交流団の一員として海外でも演奏。 現在は、水野箏曲学院福岡支部所属。 「今後も趣味として、箏の演奏で人に感動を与えられるようなボランティア活動を行なっていきたい。」